DEIM2017で発表した主著論文が最優秀論文賞を受賞しました

データベースコミュニティにおける最大の国内会議DEIM2017で発表した主著論文「Songrium派生要因分析:N次創作活動のモデル化による派生要因鑑賞サービス」が最優秀論文賞を受賞し、2017年6月24日に行われた授賞式に出席してきました。

DEIMの口頭発表には、次の2種類のセッションがあります。(1)博士後期課程の学生、博士号取得希望の学生および社会人、博士号取得後3年以内の若手研究者が対象のPh.Dセッション。(2)それ以外の学生・研究者が対象の一般セッション。最優秀論文賞はPh.Dセッション、一般セッションそれぞれから1本ずつ選ばれます。私は博士号取得後2年半であったため、Ph.Dセッションで発表しました。今回発表した内容の概要はこちらからご覧いただけます。

特にPh.Dセッションでは、トップレベルの国際会議に採択された研究を始めとして、質の高い研究が多いように思います。Ph.Dセッションの他の方の発表を色々と聞きましたが、研究テーマとして面白いことに加えて、技術的にも深いことをしている研究が多く、素直に「みんなすごい研究をしてるな」と思いました。そんな中で、最優秀論文賞の受賞の通知を貰ったときは、喜ぶよりも先に非常に驚きました。我々の論文を評価していただいた委員の皆さまに改めて感謝申し上げます。

今後も、国際会議で発表することはもちろんですが、国内会議でも積極的に発表し続けたいと思います。

DEIM2017実行委員長の東大の豊田先生(左)から賞状をいただきました。
立派な盾もいただきました。